新しいiPhoneのOSであるiOS14が提供されて、色々と新機能が追加されています。一番の目玉はホーム画面にガシェットを追加できる機能ですが、地味に面白い機能として、画面ではなくiPhoneの背面をトントンと叩くだけでメニューを出せる「背面タップ」という機能がありました。
ただし、iOSをアップデートしただけでは使えなくて、自分で設定をオンにしないといけないので、気づかない方が多いのではないでしょうか。
背面タップ機能とは
iPhoneの背面箇所をトントンと叩くだけで、予め指定しておいたメニューを簡単に呼び出せる機能です。
私は予めアップデートについての新機能を知っていたので、この背面タップという機能もあることは知っていましたが、あまりどんな事ができるかは詳しく知りませんでした。なので、iPhoneを持っている殆どの方はこの機能があることすら知らないんじゃないかと思います。あれば便利だけどそれほどの機能ではないからです。
設定はアクセシビリティの奥深くにある
背面タップの設定は、
設定 → アクセシビリティ → タッチ → 背面タップ
の奥深くに存在します。しかも「タッチ」を開いてもメニューはなく、スクロールして一番下に「背面タップ」の設定メニューがあるので見逃す方が多いと思います。
ダブルタップとトリプルタップの２つが設定可能です。
設定内容は、コントロールセンターを呼び出したり、13種類あって自由に設定可能です。
使い方は人によっていろいろ
例えば、コントロールセンターを出すのに、画面上をスライドさせないといけませんが、背面タップを設定しておけば片手で出すことができるようになります。
iPhone Xからはホームボタンがなくなってしましましたが、背面タップをホームに設定しておけば、こちらも片手ですぐに戻ることができるようになります。
私はスクリーンショットを取るのが便利かなと思いました。
通常スクリーンショットを取る場合は、左右の物理ボタンを同士押しすることで画面キャプチャを取るのですが、私が下手くそなだけかもしれませんが、同時に押すタイミングがちょっとでも違うと、画面が消えたり、音量が上がったり下がったりして失敗する場合が多いので、トントントンと叩くだけでスクリーンショットが取れるのはかなり便利かなと感じています。
人によってよく使う機能が違うかと思いますから、それぞれ設定した機能が選択できるのはいいかと思います。
