スマートフォンに内蔵されているカメラは驚くほど高性能になり、もはやデジタルカメラを別に買う必要がなくなりましたが、スマートフォンとカメラの相性の良さは、その最大の理由が撮った画像をそのままメールやSNSに投稿して人と共有できるからでしょう。通常のデジタルカメラだとケーブルやSDカードなどからパソコンに転送してあげないといけませんが、今では撮ったその場でSNSに投稿できることが普通になりました。
iPhoneではiCloudが標準だけど・・
スマートフォンで一番利用者の多いiPhoneでは、多くの人が契約時にAppleのIDを所得すると、無料枠として5GBまでのiCloudストレージが最初から特に設定もなく利用できますが、撮影した画像の自動バックアップをしていると意外とすぐにいっぱいになってしまいます。月額130円で50GBまでは利用できるので、それでも十分安い価格ではありますができれば節約したいですよね。
保存容量無制限のインパクトが大きいGoogleフォト
私はかなり前よりデジカメ画像をPicasaという画像を保存できるストレージサービスを利用していたのですが、それがいつの頃かGoogleに買収されて、今度はgoogleフォトという名称に変わり吸収統合されました。しかもその保存容量に制限がなく無料で使えるストレージサービスです。
Androidのスマートフォンですと、メーカー機種によっては違うかもしれませんが、標準でアプリが内蔵されているかと思います。iPhoneですと、Googleフォトのアプリを別途ダウンロードすれば利用できます。その際に設定画面より、バックアップと同期 → アップロードサイズを高画質になっているかを確認しておいてください。
元の画像
元の解像度でバックアップ（15GBまで無料）
高画質
高解像度で無料バックアップ
あとは撮影した画像がWi-Fiに接続している間に自動的にアップロードしてバックアップしてくれます。
これでスマートフォン本体のストレージに残っている画像を削除して容量を減らしてもGoogleフォト側に保存されているので安心でしょう。
画像の保存以外の使いやすい機能
無制限に画像が保存できるということが最大の特徴ではありますが、写真整理や加工などの便利な機能も揃っており旅行やレジャーなどに行く機会の多い人にはとても使いやすいアプリかと思います。
詳細な検索機能
GoogleのAI機能を駆使した人物を区分けした整理ができており、候補の顔写真を選ぶだけでその人物が写っている画像をセレクトして並べてくれます。あと「自分撮り」「スクリーンショット」「動画」などカテゴリ分けもされており検索しやすくなっています。
アルバム作成
旅行の思い出やペットの画像などテーマごとにまとめることができます。いろいろなテーマを選択して自動で作成もしてくれます。また作ったアルバムをメールやSNSを選択して誰かと共有することもできるので、遊びに行った写真をその日にLINEで共有するなんてことも可能です。
アルバムをムービーやアニメーションにすることも意外と簡単にできるようです。
写真の編集・加工も簡単に可能
撮った写真が暗かったりしても、明るさやカラー、コントラストなどの各種フィルターや、トリミングなど一般的な写真加工はGoogleフォトアプリひとつで対応できそうです。
スマートフォンを持つようになってから、どこにいっても一応写真だけは撮っておこうという習慣がついた私などはストレージがいくらあっても足りないほどなので、このようなサービスは大変ありがたいと思います。
