私はiPhone3GSが日本で発売されてからすぐにガラケーからスマートフォンに移行し、長年ずっとiPhone愛好家でしたが、6Sあたりからちょっと飽きが出てきて、その頃から随分と使いやすくなって価格も魅力的なAndroidに乗り換えてからはその違いも体験しつつ両方を比較しながら使い分けてきました。
そしてこの度、またiPhone11が出たことをきっかけにメイン機種をまたiPhoneに戻しました。
その際に、いちばん大変なのは、色々と機種変更した際には必ずアドレス帳やアプリなど環境の移行です。
同じiPhoneからiPhoneへの移し替えはApple IDが同じなら非常に簡単で、アプリや画像・音楽データなどの容量が大きければちょっと手間がかかることはありますが、まあ迷わずにできることかと思います。
今回のように、AndroidからiPhoneへの移行はどうでしょうか。
Appleからの公式移行ツールを使う
Android から iPhone 、iPad 、iPod touch に移行する
https://support.apple.com/ja-jp/HT201196
手順としては、
AndroidとiPhoneを同じWi-Fi環境でつなぐ → Android側に「iOS に移行」というアプリを入れる → アプリに表示される暗証コードを入力して双方をつなぐ → という簡単な手順でまずは最低限の情報の移し替えはできそうです。
一応これで、連絡先、メッセージの履歴、カメラで撮った写真やビデオ、Web のブックマーク、メールアカウント、カレンダーなどが転送されます
ただし、各種アプリについては、結局再度すべてダウンロードし直して、アカウントを入れ直すことになるので、それなりの時間と覚悟は必要になります。
Googleアカウントを利用して移行する
もう一つの方法としては、
Android側で、googleにすべてを移してからiPhoneに移し替える方法もあります。
特にアドレス帳については、Androidは機種メーカーごとに設定が違う場合が多いので同じではありませんが、まず保存先を自身のgoogleアカウントにコピーする方法があって、一旦そちらに移した後に、iPhone側で、
設定 → パスワードとアカウント → アカウントを追加 → Googleをタップして追加して、自身のGoogleアカウントを登録すれば、メール・連絡先・カレンダー・メモなどの主要な情報が同期できますので、この方法もとても便利だと思います。
Androidで撮影した画像についても、あらかじめgoogleフォトに移行して、iPhoneに移ってからも同じgoogleフォトアプリをダウンロードして登録すればそのままの状態が継続できるのでとても便利かと思います。
ただし、それ以外のアプリについてはやっぱり再度ダウンロードして、アカウントを入れ直すプロセスは同じですので、諦めてコツコツと入れ直すことになります。各種アプリのID,PWを予めメモアプリなどに記載しておくといいでしょう。
残念ながらLINEのトーク履歴は残らないようなので、大事なトーク箇所は移行前にスクリーンショットを抑えておくことをお勧めします。
スマートフォンも大体は、２年３年で買い換えるサイクルが多いと思いますので、この移行作業は一種のセレモニーのような感じでしょうか。違うプラットフォームへの引っ越しは思いの外大変な作業です。
